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大学入試の失敗がとてもいい経験だった話

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もう10年以上も前の話で、私は一浪して大学に入っています。

元々成績もそれなりによかったこともあり、国立大学を目指していた自分はとにかく国立大学!国立大学以外はNo!という先入観がありました。

親としても一浪して国立大学ならいいだろうということもあり、浪人させてもらいました。

結局第一志望には合格できませんでした。

苦い経験ではあるのですが、受験失敗という挫折はその後の自分の人生に大きな影響を与えていると思います。

 

本気で何かに取り組まないといけない

正直言うとあまり勉強はしませんでした。塾に行っては友人や彼女とチャラチャラして過ごす日々。

それでも予備校の試験はそれなりの結果が出ていました。

どうも真剣さが足りないというか、シビアな状況が苦手というか、本番に弱いというか、自分にはそんなに受験勉強に全力を注げたかと言われるとそれはNoと言わざるをえないでしょう。

受験に落ちたことで、何かに真剣に取り組まないと結果がついてこないことを知りました。

なんとかなるだろう、とか最後まであきらめないとか、そういったものがないと結局負けてしまうのだと気づきました。

この経験はのちに公認会計士の国家試験で役に立ちました。

本気で取り組むために全ての時間を捧げることができました。

 

 

どうにもならないものはどうにもならない

 

受験のように結果がバシッと出るものについてはその結果を冷静に受け止めなければなりません。

大学受験は受験の終わりであり、大学生活のスタートを切ることです。

昔であれば、あいつが悪い、俺は悪くない、運が悪かったなど言い訳ばかりしていたのでしょうが、二度の受験失敗は逆な自分をとても冷静に見直すきっかけになりました。

例えば単純な競争は自分には向かないということだったり、好きなことを仕事に活かすことをしよう、自分に得意分野を作ろうとなど大学に入ってからすぐに行動を起こしました。

会計の勉強だけでなく、人脈を作るためにサークルはいくつも掛け持ちしましたし、ベンチャー企業で働かせてもらったり、がむしゃらに時間を大事に使いました。

失敗しても反省して前を向くことの心の強さを学びました。

 

排他的な自分を捨てた

 

排他的な性格だった自分は受験の失敗で完全に自信を喪失していました。

しかし、考えようによっては自分が及ばない部分はしっかり他人に助けてもらうか他人から学んでいこうと考えるようになりました。

それからというものできるだけ人に会うようになり、謙虚に学ぶことや、他人の意見を取り入れたりするようになりました。

 

 

最後に

 

人生も30年以上生きてると一度や二度の失敗なんて全然大したことじゃないなーと後から思うようになりますよね。

それはたぶん今が自分なりにとても満足できているから結局なにもかも許せるんじゃないかな、と思います。

そういえば最近大きな失敗していないな〜と思ってこの記事を書きました。